感染対策院内研修

感染対策院内研修の様子です。 kansen-kensyu1 kansen-kensyu6 kansen-kensyu5 kansen-kensyu4 kansen-kensyu3 kansen-kensyu2

巻頭言 ほほえみ第61号(平成25年3月号)

 こんなに風邪をこじらせたことは10年以上記憶にありませんが、体調が悪いです。皆さんも自身の健康管理には十分留意してください。

 

 一昨年暮れに慢性期医療認定病院となって、今後ますます重要性を増す「良質な慢性期医療」主体の法人として、医療・ケアの質の一層の向上に取り組んでいます。在宅医療を重視し、当法人が行なっている3ヶ所のショートステイ・訪問看護・訪問リハビリ・2ヶ所の通所リハビリ・地域包括支援センター・訪問診療などを有機的に結合させながら医療介護施設・ケアマネージャー・行政・住民の方々と顔の見える連携をとっていきます。

 

 医療も介護も必要な重症患者を多く引き受けている光ヶ丘病院では、昨春の報酬改正から、多岐にわたる病院機能を高める事項に取り組んでおり、感染症対策や栄養サポート、看護必要度では既に成果をあげました。2月には医療安全、3月には診療録管理の部門で県に届け出をします。ここまでくるのには多数の職員の涙ぐましい努力があり、感謝の気持ちで一杯です。ついこの前までは、急性期基幹病院しか取得できないと諦めていた加算がとれたのは職員の大きな自信に繋がるでしょう。

 

 4月からは新しい仲間が増えます。新卒正看は4人が当院を選んでくれました。看護学生は準看に合格した3人を含めて過去最高の学生数を抱えることになります。学生実習の方も看護学校・介護福祉士養成校・リハビリ養成校・訪問看護実習など目白押しですが、この病院で働いて良かった、ここで実習して為になったと言われるよう指導者の皆さんの健闘を期待しています。また、ワークライフバランスに沿って、有給休暇の消化率を高める努力をしていきます。

 

 いつも言っていますが、やる気のある人、一つ上の資格を目指す人に対しては、法人は、できる限り援助します。働きながら来年は大学修士課程を卒業する職員もいます。人材(人財)育成は法人の命と思っています。

 

紫蘭会 理事長  笠島 學

老健(平成24年11月号)掲載

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巻頭言 ほほえみ第60号(平成24年10月号)

介護も医療も必要な重症患者を多く引き受け、感染や栄養に気を配り、安全で質の高い医療を法人全体で真摯に取り組んでいることが診療報酬上の加算で評価されました。感染防止対策では厚生連病院と提携して討議を重ねていますが、感染分野に留まらず、急性期基幹病院との信頼関係を一層蜜にする大きなチャンスです。特に吉田感染管理認定看護師の獅子奮迅の活躍には目を見張るものがあります。栄養サポートチームも専従ナースを配置し本格的に稼動しました。13対1看護の病棟では「看護必要度」に初めて取り組み、クリアすることが難しいと思われた10%以上の患者が該当することがわかり、基幹病院と遜色のない重症患者を受け入れていることを再認識しました。

 

今春から、倉知先生、スーパーナースである杉本さん、事務長経験者の佐伯さん、ITに詳しい森さんらの頼もしい仲間が加わり、業務改革・改善委員会や情報システム委員会を毎週開催して、病院監視への対応や既往歴・現病歴などの患者基本情報を皆で共有できる方法など様々な問題を討論しており、良い方向へ持っていけそうな手ごたえを少しずつ感じています。また、法人を継続させ、より公明な組織にするための持分無しの特定医療法人への移行も避けられない重要な課題と認識して対策を練っています。

 

先日の保険医協会講演会で豊田先生が胃瘻問題のシンポジストを務められましたが、胃瘻にして全身状態が改善し、経口摂取ができるようになり、胃瘻が不要になった方や、反対に、胃瘻にしたが全身状態の悪化で延命治療とみなされても仕方がない方もおられます。患者家族は「おまかせ医療」ではなく、真剣に検討すべきだし、医療関係者は様々な情報を患者家族に提供し、一緒に相談にのってあげる姿勢が求められます。

 

私は「訪問リハビリ光ヶ丘」の対象患者百余名を3ヶ月毎に自宅などを訪問していますが、胃瘻にしてよかった、今はほっとして介護しているという家族の声も聞きました。難病の超重症患者を妻1人で看病している方もおられ、老人だけの世帯や1人暮らしの方が増えてきたことも実感していますが、多少不自由でも在宅生活の継続を望まれています。

 

自分の死に様は自分で決めるレットミーディサイドの啓蒙者であり、職員は多ければ多いほど良い、患者の為に必要とされることをやっていれば診療報酬は後からついてくるなど歯に衣着せぬ発言をされる岡田氏の特別講演が10月6日にあります。講演を聴いて、自分自身の死について、じっくり整理してみたいと思っています。

 

紫蘭会 理事長  笠島 學

巻頭言 ほほえみ第59号(平成24年5月号)

光ヶ丘病院は去年暮れに日本慢性期医療協会の認定病院に北陸で初めてなりましたが、良質な慢性期医療がなければ日本の医療は成り立たないと思う意気込みで、医療も介護も必要な重症患者を多く引き受け、質の高い医療・ケアを提供する法人として、一層精進を重ねていきたいと思っています。

 

4月からの診療・介護報酬改定では、病院機能の明確化・施設から在宅へ・地域連携を図れという強いメッセージが読み取れます。肺炎などを併発した在宅や特養などで療養中の患者さんを当院で受け入れる機会が増えてきました。14年前に開設した訪問看護、常勤療養士5名に言語聴覚士が加わった訪問リハビリ、2か所の通所リハビリ、緊急受入れも可能な療養介護と生活介護の両方を有するショートステイ、高陵下関地域包括支援センターなどの在宅サービスを益々充実させ、障害があり病弱であっても地域で安心して生活できるよう支援していくつもりです。

 

また、新たに取得する「感染防止対策」では、厚生連高岡病院と連携しますが、高岡市民病院ともネットワークを作り、済生会高岡病院を含めて基幹病院と顔の見える連携に、もう一歩近づく絶好の機会と思っています。13対1看護や療養病床でも取得できるようになった栄養サポートチームに専属ナースを配置して、慢性期主体病院が得意分野であるチーム医療・チームケアの質の向上を目指します。

 

当院は講演依頼も多い2人の認定看護師がおり、2つの看護師養成校研修施設ですが、4月に4人の新卒ナースが入社しました。6名の准看全員が合格した働きながら学ぶ看護学生も、現在13名在籍しています。更にモンゴル国からの看護学生を初めて引き受けました。漢字圏でない国で医療とは無縁な人が、日本語で専門用語を覚え、理解するのは大変な苦労と思いますが、どうか初志貫徹し、「医者になって病気の人を救いたい」という彼女の夢が実現されることを願っています。

 

また、4月から倉知先生という温厚で素晴らしい先生を迎えることが出来ました。南砺市民病院長として在宅重視で地域ぐるみの医療ケア連携を実践され、電子カルテが普及する前から情報システムのIT化に深く関与されておられる有名な先生ですが、当法人にとり頼もしい限りです。

 

老健おおぞらに関しては、在宅への退所者が徐々に増えてきました。老人保健施設は大規模多機能施設であり、終末期医療ケアや認知症ケア、リハビリなど種々の機能があり、真摯に取り組んでいますが、重視されるべきは在宅復帰機能です。急性期病院での治療が終わって介護が主体となった方や、自宅からリハビリを集中的にやりたい方などを積極的に受け入れ、地域に開かれ地域に根ざした在宅復帰をめざす老健としての役割をスタッフはしっかり認識しながら良質なケアを提供してほしいと願っています。

 

今年も全日病大会や慢性期医療大会では複数の演題発表をしますし、認知症ケア学会や老健大会にも発表しますが、職員のみなさんは発表や研修に大いに参加してください。少なくとも参加費は全て法人で負担します。職員は法人の宝であり、法人の当然の使命として、やる気のある職員をサポートします。

 

紫蘭会 理事長  笠島 學

特別寄稿 ほほえみ第58号(平成23年12月号)

『長生きの母から学ぶこと』

     浜松医科大学 学長 中村 達

 私の母は96歳と半年で生存中。家内と毎週母を施設へ訪ねて行っている。父が87歳のとき癌で他界する前、母は父を看病していた。86歳の母にとっては過労だったのでしょう。私が相談を持ちかけられたのはヘルペス(帯状疱疹)で生じた水疱が全て潰れ、いくつもの大きな瘡蓋(かさぶた)で覆われた左下肢が痛くて歩けなくなってからのことでした。父も母も私の勤める病院に入院させ、病棟こそ違うが、会いたくても会いにいけないほど酷いヘルペス後の神経痛になっていた。父が亡くなって、母はお葬式にも出られず、亡くなる寸前父の手を握ってお別れしただけで、結婚生活64年に幕を下ろしました。

 以来、私と家内の生活に母の面倒を見る仕事が入りました。頭はしっかりしているけど、足が動かない、脚を挙げられない、歩行器で引きずって歩けるという状態になった。知り合いの紹介でグループホームに入れていただき、面会に行くと、「ヘルパーさんの誰々さんがどうだこうだ」

と評価するが、自分がどんな立場に

立っているのかを理解していない。昔、学校の先生をしていたものだから、そんな見方で見ているようだ。母は私に叱られ、しょんぼりとなってしまう。私どもが家へ帰るとき、いつも家内は母を叱る私を叱る。祖そんなことを繰り返しているうち10年が経ってしまった。

 母が94歳のある時、意識が薄れ、緊急で私の病院へ転院させたところ、心不全であった。1週間ほど点滴だけで水分と栄養を摂り、ベッドの上に2週間寝ていて回復し、退院した。回復はしたものの、歩行器で歩くこともできなくなってしまった。母は頭だけしっかりしていながら、階段を下りるように弱っていくのがよく

見えた。つい先日も、意識が薄れ、ベッドから動けなくなったので血液を見ると、血中ナトリウムが122mEq/l(ミリエキュバレント・パー・リットル)で、教科書で教わったように低ナトリウム血症による意識低下であった。梅干しを毎日1個、昼は塩こんぶをご飯にのせたら、回復して笑顔が見れるようになった。上限下限の閾値が狭くなった老人をみるのは大変なことだ。それをケアハウスやグループホームなどで管理するなど大変なはずだ。これが人間の一生を自然に終息していく姿かなと思った。いずれにせよ、こんな弱った人間をお世話していただいている若いヘルパーのみなさんのご苦労に対しとても感謝している。

 母はなぜこんなに長生きしたんだろう。戦時中食糧難であったこと、母が魚屋の娘だったこと、昔は鰯が安く手に入っていたこと、遠いところへ長年勤務で一日一万歩以上を毎日歩いて通勤していたこと、女性でエストロゲンが長く分泌され、コレステロールが抑えられていたこと、いつも腹八分目しか食べない人だったこと、などが浮かぶ。これはセンテナリアン(百寿者)に達した人に共通する項目だ。人間が長寿を願って薬草を探して来たのは秦の始皇帝のころから知られている。その始皇帝は51歳で死んだ。米国ハーバード大学で最近発見されたものに、赤ブドウ、赤ワインにレスベラトロールというポリフェノールの一種が含まれており、マウスを用いた実験で100種もある老化の原因が有意に抑制されたという。人間に効くかどうか分からないのにすでにサプリメントとして爆発的に売れている。レスベラトロールなる物質を呑んで、老化の原因を抑えながら満腹になるまで食べたい人が五万といるという訳だ。片や、がつがつ食べるより、日常の25~30%のカロリー制限をすると若返る遺伝子が活性化するという報告がある。母を見ていると、食欲という人間の本能を抑え、肥満にならず腹八分目食べることにより自然体で長生きしてきたのではないかと思う。ひとは皆一生しかない。一度しかない人生を満腹という欲望を抑えて生きてみようと思っているがもう遅いだろうか。

 

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『中村学長先生のこと』

理事長   笠島 學

2年先輩の中村先生は慶應肝臓外科の都築ご夫妻を囲む会で定期的にお会いしていますが、常にエネルギッシュで、人を惹きつけ、人を引っ張っていく魅力にあふれています。また、海釣りや自宅菜園が趣味で、採った魚や野菜果物を自分で料理する自然人でもあります。この度は学長業務で多忙な中、老人医療・介護に関する考えをお聞かせくださり、誠に有難うございました。

「待ち」から「町」へ療養型へ転換後の当法人の取り組み

平成11年11月保健・医療集会での発表より 「待ち」から「町」へ療養型へ転換後の当法人の取り組み 医療法人社団 紫蘭会 光ヶ丘病院   理事長兼院長   笠島 學  富山県西部の17万都市の郊外にある当院(237床)は、18年前に一般病院として開院以来、付き添い無しの方針のため、長い間、介護職員の診療報酬が認められず苦労した。入院患者層は次第に高齢者の慢性期疾患が殆どを占めるようになった。平成2年に、病院より4km離れた場所に老人保健施設を開設したが、まもなく高岡市より在宅介護支援センター、ホームヘルプ事業の委託をうけた。  病院は平成9年5月に病棟の一部を移行型の療養棟に転換したことにより、薬に頼らず食堂で食事をとることで患者様の表情が明るくなり、ADLも改善したが、同時に「待ち」の姿勢でマンネリ化していた職員も生き生きとしてきた。患者様の多様なニーズに対応できるように、院内に老人デイケア・訪問看護ステーションを開設し、介護保険の勉強会を頻繁に行い、介護支援専門員は20余名の合格者を得た。また、介護職員にホームヘルパー資格を取るよう勧め、勤務しながらホームヘルパー資格を得た者は15名に達した。  設備面では運よく医療施設近代化施設事業の補助金を得ることができ、平成10年末に完全型療養棟が完成し、引き続き既存棟の改修も行い、4病棟中3病棟を完全型の療養型病床群に転換した。既存棟は8人部屋を4人部屋にしたため、1人当り平均病床面積は、増床前の7平方mより10.7平方mと広くなり、新棟の平均は9.2平方mとなった。既存棟の廊下幅は両側病室の部分のみ2.5mから3mとしたため、多少いびつになっている。計71の身障者用トイレを設けた(患者様3対1提供対応)。新棟は、床暖房付きの食堂兼多目的ホールを中央に配置し、ハートビル法の基礎的基準より厳しい誘導基準を満たしている。  ソフト・ハード面の改善により、患者様を寝かせきりにさせないのが当然という気運が職員に生まれ、入浴は生活リハビリ式浴槽など5ヵ所を使い分けている。リハビリスタッフは病棟担当制とし、病棟内での歩行訓練など、退院を視野に入れ、家庭生活に近づけたリハビリ対応をしている。懸案だった夕食の6時配膳は、時差出勤にして、更に事務・医療技術者の全員が交代で食事介助にたずさわることにより、本年8月からスムーズに実施できた。  ケアカンファレンスは家族の参加を得て行い、老健でのショートステイや訪問看護や自宅改装などを含めて話し合い、家庭復帰が具体化することも多い。  療養病棟は看護6対1、介護3対1であるが、看護職の有資格者で介護職員の登録となっている者が23名おり、手厚い看護体制となっている。介護職員の殆どが介護福祉士を目指しており、あと半年余で受験資格が得られる。  今年1月から10月までケアプラン研修会などに県外研修6件14名、市外研修3件21名を派遣したが、職員教育をより充実させ、ケアの質を高める努力をし、全職員の意識改革を促し、患者様やその家族の方から選ばれる施設となるよう努力したい。今後は、要支援者や痴呆高齢者の受入先を検討するとともに、まず患者様御家族とのつながりを大切にし、情報公開やオンブズマン制度の導入により透明性を高め、ボランティアの協力を得て各種行事を行ったり、介護教室を開いたりしながら地域社会との連携を一層強めていきたい。

巻頭言 ほほえみ第58号(平成23年12月号)

 10月に日本慢性期医療協会認定病院の実地審査があり、3人のサーベイヤーの方と「慢性期医療の臨床指標」に基づいて直接話し合う機会がありました。褥瘡の治癒率や尿道カテーテルの抜去率など、例数が少なすぎて指標に適さない項目もありますが、質疑討論する中で、質の高い医療ケアを提供したいという熱い思いが湧き出たように思えました。現在27病院ある認定病院の仲間入りを早くしたいものです。

 

 11月の日慢協セミナーで小山教授が、特養から、認知症や寝たきり患者の扱いに不慣れな救急基幹病院に安易に送るのは愚であり、療養病床こそ特養と連携すべきだと言われましたが、当院は地域で唯一の一般病棟を有する慢性期医療主体の病院であり、いつでも肺炎や脱水などを起こした高齢者や障害者を受け入れることができます。特養などの介護施設と今以上に親密な連携と図るとともに、在宅医療を行っておられる開業医の先生方とも顔の見える良好な関係を築き、在宅療養支援診療所を支援する病院として、一定レベル以上の医療看護介護技術を有する病院であるよう、常に質の向上に研鑽努力しなければなりません。

 

今年、県の看護職員育成モデル事業に民間病院で初めて当院が指名されました。委員の先生方の厳しい評価や意見を参考に看護部長以下、奮闘中ですが、来年度には当院の特徴やワークライフバランスを加味したユニークな報告書ができ、充実した看護教育体制が実践されていることを期待しています。

 

9月からレントゲン撮影はフイルムレスに全面移行しましたが、好きな時に読影でき、患者さんや家族にも説明しやすくなりました。次の段階であるオーダリングシステムやイントラネットについては、もう少し時間がかかりそうです。現在、30年振りに病院の厨房を全面改装中で、ご迷惑をおかけしていますが、12月に新しい厨房が完成します。

 

来春に診療報酬・介護報酬の同時改正がありますが、在宅と連携の方向に急傾斜した改正が見込まれています。当法人で行っている医療系および福祉系ショートステイや訪問看護や訪問リハビリや通所リハビリなどの在宅部門や地域連携室を一層充実させるのは当然です。前回は救急を行う大病院に大部分の予算が投入されましたが、良質な慢性期医療がなければ日本の医療は成り立たないのも事実です。質の高い慢性期医療を実践している病院や入所者全員にリハビリを行うことができるリハビリ職員がいる老健には評価をしていただきたいと願っています。障害があっても高齢になっても、地域で安心して暮らすことができる「地域包括ケア」が絵に描いた餅で終わらぬよう、地域格差を考慮した将来を見据えた施策が求められます。今の政治にはあまり期待できないとはいえ、注意深く見守っていくつもりです。

 

紫蘭会 理事長  笠島 學

慢性期医療認定病院の認定を受けました

平成23年 日本慢性期医療協会より「慢性期医療認定病院」(富山県初)の認定を受けました。

とやま保険医新聞(H23.8.5)掲載