巻頭言 ほほえみ第63号(平成26年1月号)

巻頭言 ほほえみ第63号(平成26年1月号)

2013.12.17

 ほほえみは5か月毎に出しているので、今回は正月発刊となります。皆さん、あけましておめでとうございます。今年は医療も国民生活も良い方向に向かってくれることを願っています。病院では9月に介護病棟の6床を医療療養床に転換し、医療系ショートステイを介護病棟で施行していますが、医療も介護も必要な重症患者さんを引き受ける当院の方針に見合ったもので特に問題なく経過しています。今後近いうちに大きな病棟再編成を決断する時期がくるでしょう。

 

 また、基幹病院との連携を密にしています。高岡市民病院とは3年前より脳卒中・大腿骨頸部骨折で連携パスを結び、厚生連高岡病院とは昨春から感染症対策で連携をとりあっていますが、新たに秋より救急搬送患者連携を済生会高岡病院も含めた3病院と次々に契約しました。これからも真生会富山病院や社保高岡病院などとも病病連携を密にしていきたいと思っています。勿論、診療所の先生方からの在宅患者の紹介は喜んで引き受けます。もし要望があれば、開放病床の扱いとして自由に病院内で診察され、良くなったら連れ帰ってもらっても構いません。

 

 11月に全日病学会に2題と慢性期医療学会に6題を発表してきました。皆自信を持って、いきいきと発表するのをみて頼もしく感じました。いつも言ってるように、やる気があり、1つ上の資格を目指す職員に対しては、惜しみなく支援をします。常に向上心をもち、「病める人に光を」与えようではありませんか。

 

紫蘭会 理事長  笠島 學