・栄養状態の評価
定期的に体重測定と採血検査(血算、総蛋白、血清アルブミン)を実施。
・食事の工夫
食事の形態を患者の状態に応じて変化させ、全量摂取を目指した。また、不足しがちな蛋白質、ビタミン類、亜鉛などは栄養食材(エンジョイムース、カキリコ等)を使用した。
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| 下肢に冷感のある患者は、腫部と仙骨部に発赤を生じやすいので靴下を着用させ下肢の保温に努めた。 |
下肢の屈曲は、循環不全を招き腫部の褥瘡発生の要因となるため、膝関節の下に枕を入れ、下肢の伸展に努めた。 |
・医師、看護婦、ケアワーカ、栄養士、理学療法士、家族で患者の現状についてカンファランスを開き、問題点を明確にしケアプランを作成した。そして、ブレーデンスケールが14点以上になる様に目標をおいた。
・ケアプランは、介護スタッフ全員が共通のケアを実施出来るように患者のベッドサイドに掲示した。
・勉強会は、具体的に症例を提示し、介護にあたるすべての人を対象に行い、褥瘡に対する理解を深めた。
| 褥瘡発生件数 |
| 平成 9年度 6人 |
| 平成10年度 5人 |
| 平成11年度 4人 |
| 平成12年度 2人 |
| 平成13年度 0人 |
この4月から診療報酬が改定され、各病院での褥瘡対策が評価の対象となる。全入院患者を対象に褥瘡に関する評価を行い、必要な対策を実地する体制を整備することが義務づけられ、これを満たさぬ施設は入院基本料が5点減/日される事になった。
要件:以下の要件の全てを満たしていない場合、減算とする。
(1)病院には褥瘡対策に専任の医師、看護婦からなる対策チームを設置する。
(2)全入院患者について、褥瘡対策に関する診療計画を作成し実施すること。
(3)対策チームは、各病棟における褥瘡対策の実施状況を把握し、適切な対策が実施されるよう指導を行うこと。また、「褥瘡対策の状況に関するレポート」を定期的に作成し病院長又は診療所長に報告すること。
(4)必要に応じて、体圧分散マットレス等を使用する体制が整えられていること。