安心して在宅生活を過ごすために

ご自宅での生活は、介護されるご本人と介護をするご家族の両方が、健康でラクに介護を行えることが、大切です。在宅介護を受けている、もしくは受けようという方々、在宅介護に困っている方々など、介護にかかわるすべての人を応援するために、この「なるほどザほのぼの」は生まれました。在宅生活について知りたい、わかりたい、知っていると役に立つことなど最新情報を満載することで、そんな皆さんの強い味方となっていきたいと思っています!! まず、創刊号では、スタッフと身近なものを利用した口腔ケアについて紹介したいと思います。

平成14年8月1日発行

こんにちは! ほのぼのには、訪問看護を行う保健師(1名)、看護師(4名)、リハビリを行う理学療法士・作業療法士(4名)と訪問介護を行うホームヘルパー(3名)、事務員(1名)がいます。総勢13名で在宅介護をがんばっているみなさんを応援しています。これからもどうぞよろしくお願いします!

Q. 訪問看護と訪問介護の違いは?

お年寄りの肺炎予防はお口の手入れから

  日本人の三大死因といえば、ご存知のとおり、ガン、心臓病、脳卒中です。では、死因の第4位はどんな病気だと思いますか?意外かもしれませんが、「肺炎」なのです。体力が落ち、免疫機能が衰えがちなお年寄りにとっては、こわい病気のひとつになっています。その中でも、お年寄りが、かかり易い肺炎として「誤嚥性肺炎」があります。これは食べ物や唾液などが誤って気管に入って起こる肺炎ですが、この誤嚥性肺炎は、食事を食べている方だけでなく、食事を取っていない様な方にもおこりうるものなのです。このような誤嚥性肺炎を防ぐために、最も大切なことは、口の中を清潔にし、菌の繁殖を防ぐことです。そのためには、お口のお手入れがとても重要になってきます。今回は在宅でもできるお口のお手入れ法についてお話したいと思います。  

ブラッシング  ブラッシングの基本は、歯の表面に付着しているプラークを除去することです。折角磨いても、きちんと磨けていないことがよくあります。毎日の生活習慣として、少なくとも11回は丁寧に磨いてください。  

口腔清拭 口腔の清潔を保つにはブラッシングが一番良い方法ですが、意識障害や出血傾向、ならびに口腔粘膜に損傷のある場合は、歯ブラシを用いた口腔清掃が困難です。このような場合は細菌感染防止の上からも、清拭による口腔清掃は重要です。

割り箸を利用した作り方
@割り箸にガーゼを4分の1挟む。
A
上方のガーゼを折り返す。
B
そのまま割り箸に巻き付ける。
C完成!!
同じ要領で指に巻きつけて行うことも出来ます。

留意点  

@行う前後には、口腔内を観察し、問題がないか確認する。(痛み・出血・乾燥・腫れなど)
A適度な力で、歯・舌・上顎など口腔内全体の汚れをとる。無理強いはせず出来る範囲で行う。
B義歯は、菌の繁殖を防ぐためにも、出来れば毎日毎食後に外して、義歯・口腔内を清掃することが重要です。
C義歯を保存する際には、必ず水につけておきましょう。
(乾燥すると破損しやすくなり、お湯は変形のもとになります。)
も ど る